整理整頓や収納の基本は、いらないものは捨てることです。
必要のないものを収納するスペースをとること自体がもったいないのです。
自分の中できちんとしたルールを決めて、物を捨てていきましょう。
そして捨てるときは、甘えは禁物です。
「もしかして使うかもしれない」
「いつか必要になるかも」
「とりあえず取っておこう」など。
たしかに人間、もったいない精神はあるのかもしれません。
ですが、逆に収納スペースをそれでとってしまっていては元もこもないです。
「いつか」「とりあえず」など、その辺はもう言い訳でしかありません。
将来使うかもなんて期待は捨てて、今を大切にしましょう。
よほど「二度と手に入らない」といったものでないかぎりは、切り捨ててしまいましょう。
それでなければ収納は始まりません。
そして、使わないまま3年を過ぎたものは基本的に捨てましょう。
人は3年以上使わないものというのはあったことすら忘れていってしまいますので。
そしてよくよく考えてみてください。
コンビニにいったときにお菓子を買うのに、「あ、これいいな」と見た瞬間決める人もいるでしょう。
ですから、同じように捨てるときも「これはいらない」と割り切れるような人になりましょう。
慣れない人には難しい事ですし、すごく大変かもしれません。
ですが、慣れてしまえば実は簡単なもので、むしろ「いつもこんなに必要ないものためていたんだ」と思う人もいる事と思います。
新しい見方で生活をしていけば、ある程度割り切りができるようになるのではないでしょうか?
まずは身近なものから始めましょう。
ちょっとした一角から、部屋全体、家全体へと、少しずつ少しずつ、スペースを広げて進めていけば、いつのまにか基本ができてくるはずです。
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